転職活動をしていると、さまざまな悩みや問題に直面することがあります。「こんなにつらい思いをしているのは自分だけなのかな…」と、時には孤独感に陥ってしまうことも。先輩たちの苦労した経験や、どのようにしてそれを乗り越えたかの対策を知っておくことは、自分がそうした事態に直面した時に乗り越える力になります。そこでここでは、実際に転職活動に取り組んだ先輩たちの生の声を紹介しましょう。
■転職活動で苦労したことは?
1. 情報収集や書類作成の時間がない
「今ついている仕事が忙しく、時間をかけて応募先を検討できなかった」
「忙しくて応募書類を書けないでいる間に募集が締め切られていた」
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仕事を続けながら転職活動をする際、一番難しいのが「時間」です。
希望に合う求人情報を見つけるには、通勤時間や移動の時間、休憩時間など、ちょっとした「すきま時間」を見つけ、スマホなどでこまめに検索すると良いでしょう。
また、応募書類は事前にひな型を作っておき、応募先に合わせて部分的に変更すれば良いようにしておけば、書類作成の時間をぐっと短縮できます。
2. 希望する職が見つからない
「同業種で今より条件の良い求人があまりなかった」
「自分のキャリアを活かしつつ、夢を実現できるような職が見つからなかった」
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転職を望む理由は人によってさまざまです。「残業が少ない会社に移りたい」「もっと収入を増やしたい」といった待遇面、「憧れていた職業にどうしてもつきたい」「スキルを活かせる仕事をしたい」といった仕事内容の面、そのほか人間関係や地理的条件など、全てにおいて希望にぴったりの企業を見つけることは、正直に言って難しいでしょう。
まずは自分の中で「ここは譲れない」という条件を定め、優先順位を明確にしましょう。そのうえで、譲歩できる事柄は譲歩するのも一つの方法です。
また業種によっては、採用が活発化する時期が偏っている場合もあります。現在希望の職が見つからないとしても、少し時間をおいて調べてみれば見つかることも。業界ごとの転職市場の動向なども調べてみると良いでしょう。
3. 書類選考や面接で落とされる
「書類選考で落ちてしまい、なかなか面接にまでたどり着けない」
「面接まで進んだものの、うまくアピールができず不採用になった」
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不採用の通知を受け取るのは誰にとってもつらいものです。しかし転職サイトDODAの調査によると、転職者の書類選考通過率は23.4%、一次面接通過率は24.2%となっています(
https://doda.jp/guide/oubo/heikin/)。つまり、書類でも面接でもおよそ4人に3人は選考から漏れるということ。不採用になったには、あなたのスキルと先方の求めるものが一致しなかっただけであって、あなた自身が否定されたわけではありません。結果をくよくよと気にするのはやめて、気持ちを切り替えて次に向かいましょう。
ただし、あまりにたびたび書類選考で落ちるのであれば、応募書類の書き方に問題がないかを振り返ってみる必要があります。また、「書類は通るのに面接でいつも落ちる」という人は、面接時の振る舞いや受け答えに問題がないか振り返ってみましょう。自分だけではわからないこともあるので、キャリアアドバイザーに相談してみるのをおすすめします。
4. 面接の日程が合わない
「会社の就業時間中に面接を指定され、休みが取れなかった」
「面接予定の時間に急な仕事が入り、面接に行けなかった」
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企業によっては土日や就業時間後の面接に対応してくれる場合もありますが、多くは採用担当者の業務の関係から、営業日の日中に面接を指定されます。在職中であれば、仕事を休んで面接に向かうことになるので、事前に仕事のスケジュールを調整しておくなどの根回しが必要です。
もしも面接予定日に都合が悪くなった場合は、できるだけ早く応募先に相談しましょう。しかし何度も日程変更を繰り返すことは、先方の印象を悪くすることにつながります。半休を利用したり、場合によっては何か理由をつけて急な休みを取るなど、柔軟に対応しましょう。
5. 精神力やお金を消耗する
「面接などで移動することが多く、思った以上に交通費がかかった」
「周りに内緒で転職活動をしていたので、誰にも相談できずストレスがたまった」
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特に仕事を辞めてから転職活動をする場合、金銭的負担は大きな不安材料になります。生活への不安から不本意なまま転職を決めてしまうことのないよう、退職前にある程度の蓄えを用意した上で転職活動に臨みましょう。
また在職中の場合、転職活動をしていることを上司や同僚に知られないようにするために、大きな精神的負担が生じることもあります。家族や職場以外の友人、キャリアアドバイザーなどの第三者に相談するなどして、できるだけストレスをためないようにしましょう。